雑日々雑記

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何故松屋はオタクに好かれるのか

※この記事は主観と偏見が入っております

 

松屋は全国に1200弱の店舗を持つ牛丼チェーン店ですが、何故かやたらオタクに好かれている気がします。

 

他の牛丼御三家である吉野家すき家と比較しても、Twitterで「松屋 オタク」で検索すると、うわぁ…オタクだ…と言わんばかりのオタクっぽい画像ばかり出てきます。騙されたと思って確認してみてください。

 

今回は松屋がオタクに好かれるかという前提のもと、その要因を考察してみました。

 

①地方出店が極端に少ない

私が住む青森市の最寄りの松屋は、新幹線で1時間の盛岡駅前店です。その盛岡市も県庁所在地であるにも関わらず3店舗しかありません。

 

そのような地方で育つオタクにとっては松屋は貴重です。地方にはなんだかんだで吉野家すき家はありますが、オタクとして遠征を始めて地方から都市部に出て遭遇する松屋に感動を覚えます。学生時代にそのような経験をすれば、社会人になっても牛丼御三家が並んでいれば、とりあえず松屋に入るか…というくらいに好意的な印象を持ってしまいます。それだけ地方民にとっては貴重な存在なのです。

 

ここで逆の視点で考えてみましょう。都市部で育ったオタクは松屋は生活に根付く当たり前の存在です。そのような環境で育ったオタクが地方在住になったら、どうなるでしょうか。ココロに大きな空白を感じる事でしょう。

 

私の同期(アイドルマスターオタク)は東京生まれ東京育ちでしたが、青森配属になった途端松屋の素晴らしさを再確認し、研修の度に仙台や東京の松屋に行っておりました。最終的には仕事を辞めて東京で再就職しましたので、松屋の持つ”力”は本当に凄いと思います。

 

 

吉野家すき家と一線を画す「異色感」

完全な主観ですが、松屋吉野家すき家に比べて異色の存在です。吉野家は一般人感、すき家はピンチケ感があります(悪意は全くありません。すき家のまぜのっけごはん定食が本当に安くて美味しいです)。

 

牛丼1つを考えても吉野家すき家は「牛丼」という商品に対して、松屋は「牛めし」と名乗っております。過激派は「松屋で牛丼食おうぜ!」の一言で「は?松屋牛めしやろが??」という戦争が発生します。本当に厄介です。

 

更には「牛めし」を始めとした丼物を注文しただけで味噌汁がついてきます。他店はメニューの1つになっているだけに、乞食オタクには勿論好かれますね。

 

他店とは違い、「牛めし」一つを取っても「は?俺はお前らと違うんだが???」という雰囲気を店舗全体から感じます。イキった学生オタクのようでとても好感が持てます。オタクに好かれる要素ではないでしょうか。

 

 

③みんなの食卓でありたいところの松屋

オタクの食生活は大体偏っております。

 

大体毎日のようにラーメンを食ったり、食費を削って遠征費を捻りだすといった行為を日常的に行っているため、栄養バランスが滅茶苦茶になっています。

 

そんなオタクが、松屋では何故か期間限定のうまトマハンバーグ定食や、豆腐キムチチゲ鍋善とかを注文しがちです。これは普段生活バランスおかしいけど、みんなの食卓であるところの松屋で栄養を取ってるからオッケー的思想が働いていると推測されます。勿論そもそもの定食が美味しいですが、松屋のキャッチフレーズがオタク各位に浸透している結果であると思います。

 

不思議な事に、松屋のキャッチフレーズである「みんなの食卓でありたい、松屋。」は、何故か店舗が無い地方のオタクでも知っている事が多いです。

そんなオタクが夜行バスで遠征先に降り立った際、一番に遭遇率が高いのも松屋であります。遠方からでも知らぬ間に生活に寄り添った存在になっているのではないでしょうか。

 

 

そんな松屋は早く青森に出店して頂きたいですし、ビビン丼を復活して欲しい。そんな事を思うくらい、仙台や東京に行く日が待ち遠しい。

pkg.navitime.co.jp